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多言語製品とは

全ての人に安心を届けたい。

多言語製品とは、日常の案内や非常時の避難誘導などのメッセージを、複数の言語で再生して周囲の人に伝えるための製品です。
防災対策の意識の向上とインバウンド需要の活性化、製品の使い勝手の良さで年々国内でのシェアを拡大しています。

エジソンハードウェアでは現場で使える拡声器タイプを中心に、様々なエリアやシチュエーションに合わせた多言語製品を展開しております。

東日本大震災を教訓にして開発したエジソンの多言語製品には、「人々の命を守りたい」という気持ちがこだわりとなって反映されています。

例えばメッセージはすべて、自動翻訳ではなく、あらかじめプロのネイティブスピーカーによる録音方式を採用。
非常時にも「確実に」「正確に」伝えることを重視して開発しているため、あえて事前に翻訳・録音をしています。
放送時にネットワーク環境が必要がないため、電波の通じない場所や災害時でも使用できます。

また収録されているメッセージは、各国のネイティブの方による複数回のチェックを実施しているため、誤訳などの心配はありません。

「もしも」のときに、全ての人に安心を届けたい。
これまで培ってきた技術・経験があるからこそ、ひとつひとつにこだわった多言語製品が完成しました。

開発背景

「人々の命を守りたい」という強い気持ちがこだわり

日本は地震をはじめとする自然災害が頻発する国です。
2011年3月11日 東日本大震災では、日本人はもとより、日本に住んでいる、または観光で訪れていた多くの外国籍の方々も命を落としました。

さらには、津波や停電、交通機関の麻痺などの二次被害に遭うなど、多くの方が辛い思いをしたりしました。

これらの思いや経験を教訓に、2012年11月、多言語で避難誘導のアナウンスができる非常用多言語拡声装置「MLIタッチメガホン®」を、そして販売開始から5年目となる2017年1月、お客様の声をもとに内容や機能を見直した製品 非常用多言語拡声装置「MegaSpeak®」を発売しました。

現在では拡声器タイプ以外にも、これまで多言語製品を作り続けてきたノウハウを活かし、アプリ版やサイネージなど多方面への展開をしています。

エジソンハードウェアの多言語製品は国内の空港、鉄道、船舶をはじめとする交通機関や、ホテル、商業施設、自治体などに導入されています。
何よりも「非常時に活用できること」を重視し、そこからぶれずに展開しているからこそ、多くのお客様から支持を得られています。

新製品 「L.L.Vision」について

より安心で、より便利な多言語製品を目指して

災害時に活用できる多言語製品を発展させた製品として、2020年に音声同期型LEDサイネージ「L.L.Vision」を発売いたしました。

L.L.Visionは音声によるアナウンスと同時に、薄型LEDパネルに音声と同じ内容の文章を再生することで、より多くの人に情報を発信できる製品となっています。もちろんこれまでの多言語製品と同様に、4ヶ国語の音声と文章が再生されるため、日本語以外の言語を母国語とする方にも案内や避難誘導を伝えることができます。

従来は災害時の利用を目的としていますが、視覚と聴覚を組み合わせた効果的な案内放送が可能なため、商業施設や観光地などの普段から人の集まる場所やイベント会場でもご活用いただけます。

子供から高齢者の方、そして視覚・聴覚に障害のある方を含めたすべての人が安心して暮らせる世の中を作るために、
積み重ねてきた経験と新しい技術を取り入れた「L.L.Vision」は、自信をもっておすすめできる製品となっています。